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2016.08.18 | ミッションインモンブラン

#05痛い風が吹いた

ペェコッペェコッ!

いつもならラインの着信音で始まる
ミッションインモンブランですが

ズゥキッズゥキッ!!

今日は激痛からお届けします。


それは突然訪れる悲劇。
しかし傍から見ると喜劇。

そう
「痛風」
である。




それは突然訪れる風

僕は今年30歳。
趣味は筋トレと空手。
野菜をモリモリ食べて
1日2Lの水を飲み干す。
まさに健康優良児。


ある朝
右足の親指に違和感を感じた。
その時は
「前日に空手の稽古で痛めたかな〜」と、
そんなに気にしていなかった。


あぁこれが地獄の始まり。
すでに痛い風はそよかぜにように吹き始めていたのだ。


翌日。
明らかに桁違いの痛み。
「これは折れてるかもしれない」と思い、
近くの病院に行くことにした。

病院まで300mくらいだが
エベレストを攻める登山隊のように必死に歩みをすすめた。

そして、病院に。
平日の昼はじいちゃんばあちゃんのサロンと化したホスピタルメント。
隣に座っているおばあちゃんから水をもらった。


長い待ち時間の末に診察。
「ありゃ〜折れてるかもね〜レントゲンとろっかぁ〜」
と医者。
「ちなみにお酒は沢山飲むほうかね?」

???
その時。僕は質問の意味がわからなかった。


レントゲンの結果、異常無し。
そして医者は言った。
「野田さん。あなたは痛風の可能性が非常に高い」

吹き抜けた一陣の風。
痛風。

僕は、
少し笑ってしまった。

独立と同時に痛風。
なんて向かい風。




その日は、激痛とショックで仕事どころではなかった。
調べまくった末に
一日にして痛風博士。

そしてアマゾンでこの本を買った。




なんともポジティブなタイトル。
ジャケ買いってやつだ。

次の日は打ち合わせと飲み会で隙間のないスケジュール。
この激痛の中でなんとか乗り越える必要がある。
僕のなかで「爆風スランプのランナー」が流れ続けていた。
痛風でスランプの僕にはうってつけだ。




男にはやらなければいけない日がある

朝から打ち合わせで電車に乗った。
はい。激痛。

親指に少しでも触れられるとキリで刺されたような鋭い痛みが走る。
サラリーマンのカバン
老人の杖
JKのローファー
全てが敵だ。

そして、
打ち合わせを終えて
次の打ち合わせへ

冷や汗が止まらない。
この時は、もうすでに

「痛みとは?」

という哲学的命題について考え始めていた。
これが本当の賢者タイムだろう。


そして、全ての打ち合わせを終えて
仲の良い制作会社のBBQに参加。

焼きあがる肉。
キンキンに冷えたビール。

灼熱の夏に最高のコンボだろう。

しかし、痛みのせいでどちらもあまり味がしない。

【焼き肉+ビール-痛風=無味】

という公式が生まれた瞬間だった。


そして、次は元職場の飲み会に参加。
僕は元職場の人たちが大好きだ。
意地でも参加を決めていた。


風速60mの痛風の中、
居酒屋に到着。
喋ると痛みを忘れる。

【楽しい会話-痛風=あまり痛くない】

新しい公式を発見。




痛みの末にたどり着いた極地

そうして僕は無事終電で家に帰った。
家にたどり着いた時、
謎の達成感に包まれた。

これは痛みのエベレストを登った人間にだけ与えられるものだろう。
僕は男として一回り成長できたんじゃないだろうか?

もしかして、
痛風は向かい風ではなく
追い風。
成長するための成長痛なんじゃないか?

きっとそうだ!
ありがとう!痛風!

そして、これからも僕を強くしてくれ!
(翌日、2歳の息子に足を踏まれ人生の激痛ランキング1位を更新した。)

ホームページ作成を中心に、企業や商品のブランディングをおこなっています。