#10来年も生き残りたい
2016年、もうすぐ終わりますね!
みなさん楽しい一年でしたか?
僕は大きな変化の一年でした。
会社に退職を伝えた後、
大地震が起こり
それでも頑張って独立したら
30歳にして痛風発症
嫁が腹痛からの嘔吐で深夜の救急搬送。
二歳の息子が嘔吐で深夜の救急搬送。
朝方に親父が緊急搬送。
あとクリスマスに車が壊れました。
それでも四ヶ月借金もせずに生き残れてよかった
「野田は逆境にて輝く」
そう信じて突き進んだ一年でした。
しかし!
油断禁物!次の一年を生き残るために考えなければいけません。
会社の生存率は5年で1割程度らしいので
ちゃんと考えないと生まれたばかりのズートリが死んでしまう!
そこで、広告代理店時代に学んだ知識で
色々と考えてみました。
毎日進化する方法
長く生き残っていくためには毎日少しずつでも進化する必要があります。
そのために便利な考え方が「PDCAサイクル」です。
PDCAサイクルとはPlan・Do・Check・Actionの頭文字を取ったもので
広告効果の検証などによく使われます。
この考え方は会社が生き残るためにも有効です。
簡単に説明すると
計画→実行→効果を測定→改善、
そしてまた計画に戻ります。
例えば
「華麗なるスーパーフルスペックディレクターになりたい」
という目標を定めた場合
その目標への上昇スパイラルを作るためにPDCAサイクルを活用します。
案件毎に目標に対してどの程度達成できたか?を分析し改善案を考えることで着実に前に進むことができるわけです。
・プログラムに対する理解度
・カメラマンさんなど協力スタッフに対する指示出し
・スケジュール管理
・予算管理
項目ごとにPDCAサイクルを回すことで
確実に目標に近づけるという便利なツールです。
こんなん当たり前じゃん!
と思ってる人もいるかもしれませんが
結構「計画」→「実行」を繰り返してる人が多いです。
「効果測定」→「改善」は面倒くさいので意識的に行わないとついつい省いちゃうんですよね。
己を知り敵をしれば百戦危うからず
クリエイティブ業界は常に戦場!
いったい僕って何が武器で、どう戦えばいいんだろう?
そんな悩みを独立後考えることが増えました。
そこで便利なのが「SWOT分析」という手法です。
こんな感じに自分の強みと弱み、競合や機会について記述し分析の材料にします。
弱みだけみると80歳くらいのおじいちゃんみたいになりました。
強みだけみるとクッキングパパみたいですね。
こうして洗い出すことで戦略を考える材料とします。
例えば、脅威である競合制作会社や
誰でもウェブサイトを作れちゃうサービスに対抗するために、
機会である「協力してくれる外注さん」との関係性を高めて
他社では真似できなチームビルディングができるディレクターを目指す!
とかですね。
「弱みをいかにカバーするか?」
「脅威にどう対抗するか?」
そういった部分を考えることで
自らの生存率を高めることができます。
あとは、競合が多い場所を避けて
おいしいポジションを見つける時にも使えます。
例えば、
「ウェブデザイナー」は沢山いて競争が激しくなりますが
「マーケティング+ウェブデザイン」や
「ライティング+ウェブデザイン」といった
複合的な職種を目指すことで競合を避け価値を高める方法があります。
そのために業界全体と自らを俯瞰するツールとして
SWOT分析が使いやすいです。
こうなりたい!に近づく行為
こういった手法はあくまで「手段」です。
「こんな会社になりたい!」という強い目的に対して初めて効果を発揮します。
その理想的な状態に持って行くことを
「ブランディング」といいます。
登る山がブランド
登る過程がブランディングです。
登る山が高ければ高い程
大変ですが、生存率は上がると僕は思います。
そして僕達の仕事は
登山をアシストすることです。
そのためにも僕の場合、
まず自分のブランディングをしっかりしないと駄目です。
華麗なるスーパーフルスペックディレクターという山はかなり高いですが
「高ければ高い壁のほうが登った時気持ちいいもんな〜」
とミス◯ルも歌ってるので頑張って駆け上がります。
ちなみにモンブランはただのウェブ制作会社で終わりません。
登る山を一緒に考え、登山をアシストするのが一番得意です。
webを使ったブランディングに興味がある方は
ご連絡ください。
今なら痛風で耳の遠い野田もついてきます。