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2017.10.13 | モンブランの読書感想文

#01「闇ウェブ」

はじまりました新コーナー

「モンブランの読書感想文」

これは、わたくし野田がモンブランの発展のため

本を読みアウトプッツするコーナーです。

 

ちなみに野田は記憶力があまり良くないので

二回読まないと感想文を書けないことにコーナー立ち上げ後に気づき少し後悔しています。

 

それでは行ってみましょう!

レッツ!ヨムヨム!

 

 

 

 

 

闇ウェブ

セキュリティ集団スプラウト

 

 

 

第1回の本は「闇(ダーク)ウェブ」

 

 

 

中二病をくすぐるタイトルに飛びつきました。

ボスからはいつもセキュリティに関しては口酸っぱく言われているので読んでみたんですが、想像と違う本でした。

 

 

 

 

 

 

 

検索エンジンの届かない世界

 

現在、インターネットの世界は3つに分かれています。

 

 

ひとつが「サーフェスウェブ」

みなさんが通常アクセスしているヤフーニュースなど、目に見えるウェブ空間です。

 

 

ふたつめが、「ディープウェブ」

これは検索エンジンで探し出すことができないウェブコンテンツの総称です。

サーフェスウェブとディープウェブは氷山に例えられることが多く、海面から突き出した氷山の一角がサーフェスウェブだとすると、海面下の大部分がディープウェブだと言われています。

正確な数字ではありませんが、サーフェスウェブの割合はインターネット全体の1%程度と言われているそうです。

例えるなら月間一億PVのヤフーニュースでさえ氷山の上を歩くペンギン程度の大きさってことですね。

ひえ~

 

 

そしてみっつめが「ダークウェブ」

これは検索では見つけられないディープウェブの更に奥底にある世界です。

その深海のような空間はサイバー犯罪の温床でありインターネットだけではなく実社会を大きく揺るがしている存在です。

 

 

 

 

 

 

 

なんでも買えちゃう闇市場

 

このダークウェブでは現実では即逮捕!なものが買えます。

仕組みはアマゾンなどでよくみかける「マーケットプレイス」を利用した個人間取引で、

決済はビットコインを使います。

ビットコインは匿名性が高く足の付かない決済方法だそうです。(知らなかった)

偽造パスポート、偽札、銃器、麻薬といったアングラな商品が並ぶ闇アマゾンがそこにあるわけです。

 

 

ちなみにこんなものが売られてるそうです。

・米国の運転免許証 約23,000円

・ドイツの身分証明書 約78,000円

・デンマークのパスポート 約260,000円

・偽札128万円分 約100,000円

 

 

変わった商品としては

・アカウントのパスワード割り出し 約24,000円

・サイバー攻撃請負 約144,000円

(サポート万全で問い合わせには24時間以内に返信)

 

 

恐ろしいものでは

「ヒットマン」つまり殺し屋を雇うこともできるそうです。

45000ドル~900000ドル程度だそうです。

ただこの多くが本当に実行されないパターンで金銭を振り込ませるための詐欺サイトみたいです。

確かに、依頼した人は詐欺に合っても警察に行けないですからね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

世界中で売買される個人情報の値段

 

日本最大の個人情報流出事件といえば

2014年に起きたベネッセの漏洩事件です。

最大3504万件分の個人情報が流出したと言われてます。

 

果たしてこの個人情報はどのくらいの値段で売買されているのでしょうか?

イタリアのセキュリティ専門家ペルルイジ・パガニーニによれば

「一人分の個人情報が記憶されたデータは概ね1ドル程度」だそうです。

 

これは勝手に情報を盗まれて売られている側からすれば安すぎる!

と思いますが闇市場で何度も転売が重ねられその度に「使える情報」の歩留まりが下がったり、偽情報で水増しされたりして、1件あたりの平均単価が年々低くなってます。

 

あるサイトでは

IDカード、パスポート、運転免許証、クレジットカードなどのスキャン画像約2500点が僅か100ドルで売られていたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

史上最悪のサイバー闇市場

 

アメリカ合衆国の一人の青年に、ニューヨーク・マンハッタンの連邦地方裁判所で仮釈放なしの終身刑が言い渡された。青年の名前は、ロス・ウイリアム・ウルブリヒト。テキサス州に住む29歳の男に掛けられた容疑は麻薬販売の共謀、コンピューター・ハッキング、マネーロンダリング共謀など全部で7件。その全てに有罪判決が下されたうえのことだった。

 

ウブルヒトは暴力的なイメージとは程遠い、ごく普通の白人青年だった。

ウブルヒトが他の若者と違ったのは、

史上最悪のサイバー闇市場と呼ばれた

「シルクロード」の創設者であり、運営者だったことだ。

シルクロードは2011年のはじめに開設され、違法薬物をオンラインで販売するための闇市場だ。

その規模の大きさや商品の多様さから「薬物のイーベイ」「闇のアマゾン」と形容されていた。

 

開設から約二年半の間に、120万件の違法取引が行われていたと言われる。FBIはそのシルクロードの中で、「恐怖の海賊ロバーツ」と呼ばれ、違法に大金を荒稼ぎしていた黒幕を執念深く追っていった。そして浮上したのがウブルヒトだった。

 

 

 

 

 

 

 

感想まとめ

 

セキュリティについて学ぼうとおもって手に取った本が

完全な闇社会のアングラ知識を蓄える結果となってしまいました。

しかし、備えあれば憂い無しです。

ボスが知らず知らずの内に闇社会へ誘われ

Yahooニュースに載ってしまわないように、

僕が闇知識を知っておいて損はないと思います。

 

本の後半はがっつりサイバー犯罪の仕組みは技術的な話題について書かれているので興味がある方は読んでみてください。

(僕は後半分からなくなってきました)

 

 

 

 

 

以上!ごちそうさまでした!

 

※モンブランがアングラなキーワードで上位検索にならないことを祈るズートリ野田

ホームページ作成はもちろん、企業や商品のブランディングもお任せ下さい。