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2018.6.5 | ミッションインモンブラン

#28宣伝会議にコピーを応募した話

モンモンモン
モンブラン~♪

 

福岡大好き~♪

 

仕事中のBGMにHIPHOPを流すことが多いんですが
つい最近みつけたOLIVE OILというラッパーが福岡出身ということもあり
更に福岡が好きになりました。
かっこいいっす
https://www.youtube.com/watch?v=NJ1MCEh9b3M

 

ラップのフレーズでめっちゃかっこいいワードを
「パンチライン」
って言います。

 

聴いててしびれるなー
ん、でもこの感覚なんか近いなー

 

 

あ!キャッチコピーや!

 

 

 

 

 

ワンフレーズで
笑わせたり、目頭を熱くさせたり、高いカメラを買わせたり
言葉には凄まじい力があります。

 

「ウェブサイトは元はテキストから生まれた文化!
これは勉強すべき分野なんじゃないだろうか?」

 

そう思い立った僕は
コピー界の芥川賞こと
「宣伝会議賞」に応募することにしました。

 

ちなみにこれ
グランプリに選ばれると100万円が貰えます。
ひゃっほーい!

 

募集が始まるのが9月で〆切が11月です。
2ヶ月の間に考えるのが宣伝会議賞。

 

様々な企業がお題を出して
それに対してコピーを提出していきます。

 

 

55回目の今回はソニーやヤフーやパナソニックなど46企業が参加してます。
こんなナショナルクライアントのコピーを考えるなんて実際の仕事じゃ味わえない分
いい経験になります。

 

 

 

 

 

 

 

全然浮かばん

 

 

さぁやってやるぜ!とApplePencilを握ったものの
浮かぶのはしょうもないフレーズばかり。

 

浮かばな〜くて~浮かばな〜くて~ふ~る~える

 

 

この時浮かんだコピーが
どのくらいひどいかというとこんな感じです。

 

 

 

 

 

【お題】
ウォーターサーバーを使いたくなるキャッチフレーズ

 

 

 

あると飲んじゃう。

 

 

 

動物?
ターゲットは湧き水に群がる動物か?

 

 

 

 

 

【お題】
パナソニックの電動アシストMTB「XM1」が日本で大流行するアイデア

 

 

 

俺とパナソニックのハイブリッドだ!

 

 

 

「へ〜そうなんだ〜、、、で?」って言われるパターン。

 

 

 

 

 

実際の経験したことがある課題を書くことにした

 

 

お題の一つに「品川区をPRするコピー」ってあるんですが
これ、俺が書くとか不可能。
脳内品川区を作り出して
その中で幸せに暮らす妄想して、子どもが成長し独立し
嫁さんと幸せな老後を過ごす。

 

ありがとう。品川区。

 

いやいやいや
全然ピンともスンともこんわ。

 

ということで、
自分の経験を元に書けそうな課題に絞ることに。

 

 

 

絞った課題その①

 

息子と娘がいる僕としてはうってつけのお題や!

 

 

 

 

 

【キャノンのコピーその①】

 

 

 

家で見てにやける。

 

 

 

まさに自分の実体験。
初めてデジタル一眼レフを買って子どもを撮ってPCで確認したときのニヤつきときたら。

 

 

 

 

 

【キャノンのコピーその②】

 

 

 

結婚する時に気づくだろうパパのカメラの腕に

 

 

 

結婚式の生い立ちビデオを自分で作った時に、嫁さんのお父さんのカメラの腕が良くて
「いい写真だな〜」と思った経験を元に浮かんだコピー。

 

 

 

 

 

【キャノンのコピーその③】

 

 

 

逃した笑顔は大きい。

 

 

 

連射、手ぶれ補正、フォーカススピード。
一瞬の笑顔を逃さないためにはテクノロジーの力は必須だ!

 

 

 

 

 

続いては、この課題

 

3年前に中古の1軒屋を「でぇ〜〜〜〜〜〜い!」と買った僕には感慨深いお題である。

 

 

 

家は人間と同じくらい長生きします。

 

 

 

日本の家は35年くらいで建て替えられることが多いそうですが、海外では築100年くらいまでリノベーションで大事に住む人が多いそうです。僕の家も築20年くらいの物件をリノベしました。

 

 

 

家は、建てた瞬間中古になる。

 

 

 

中古物件探してると「築1年」とかあるんですよ。それでも中古。価格は1~2割くらい安くなってたりする。新築にこだわる必要ないな〜って思ってました。

 

 

 

 

 

 

 

けっかはっぴょう〜〜〜〜

 

 

そんなこんなで合計16本応募しました。

 

結果は
「1本だけ2次通過!」

 

おぉ!
まさか2次まで行くとは思ってなかったのでビビリました。

 

 

しかしながら、このコピーを考えるという行為は
クライアントのことを深く知って
そのお客さんの気持ちを考えて
ひとつの言葉にする。

 

最終的な表現が
グラフィック、ウェブ、写真
とクリエイターによって違うだけで
そのプロセスは同じだな、と思いました。

 

 

すっごい勉強になります。

 

 

ちなみに55回宣伝会議賞でキャノンとアットホームが選んだコピーはこちら。

 

 

 

 

そしてアットホームはこのコピーです。

 

 

 

 

そしてグランプリはこちら!

 

 

 

今年は100本考えて
目指すはグランプリや!

 

 

 

※本業を忘れそうでこわいズートリ野田

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