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2018.10.24 | モンブランの読書感想文

#04死ぬこと以外かすり傷

みなさん意識高まってますか?

 

ボクはたまにカッコつけたくてステッカーを貼ったMacBook Proを携え
スタバで仕事をします。

 

wifiは繋がらないし、長時間居座るとケツが痛くなるけど
意識が高いボクにとっては屁でもないよ!

 

はい。今日は久しぶりに読書感想文のコーナーです。
今日ご紹介する本はこれ! 

 

 

 

 

 

 

死ぬこと以外かすり傷
箕輪厚介 

 

 

 

 

 

ある意味、伝説の雑誌の創刊者

 

箕輪厚介氏はもともと雑誌の編集者だ。

雑誌の編集者に関しては重版出来や働きマンといった漫画やドラマで馴染み深い人も多いと思う。

 

箕輪厚介氏もそんな一人の編集者だった。
最初は特に真面目でもなく、高い志があるわけでもなく
編集者としての仕事をしていたそうだ。

 

そんな、ある日
箕輪氏はある人物と出会う。

 

それは
「与沢翼」

 

当時「秒で一億稼ぐ男」とか言われ
テレビでも露出が増えていた如何にも怪しい成功者だ。

 

箕輪氏はそんな与沢翼に雑誌創刊のオファーを依頼する。
何で稼いでいるのかよくわからない億万長者の雑誌を作るなんて
かなりぶっ飛んでるしリスキーだ。

 

実際、当時の編集長からは強く止められたが
箕輪氏は押し切った。

 

そして表紙の写真を撮るカメラマンは
世界的なカメラマン レスリー・キー

 

やるならとことんやってしまう。
危ない橋で更にリスクの高いことをぶっこむのだ。

 

案の定、トラブルは起きる。
撮影前日にレスリー・キーが
「こんなあやしいやつの写真なんて取れない」
と仕事をキャンセルしたのだ。

 

ボクだったらこの時点で胃がねじまがってるだろう。

 

しかし、箕輪氏は
「死ぬこと以外かすり傷」な男だ。
レスリー・キーを説得してしまう。

 

そして、与沢翼の雑誌
「ネオヒルズジャパン」は創刊された。 

 

 

完成した熱気も冷めない内に、事件は起きる。
まさかの与沢翼が専属運転手に暴行容疑で書類送検されたのだ。

 

しかし、箕輪厚介は「プロモーションなんです」と回りに説明し
なんと3万部完売してします。

 

創刊号で廃刊というこの伝説の雑誌は
現在アマゾンで約10000円で取引されている。 

 

 

 

 

 

 

 

サラリーマンの副業で月収700万

 

そこから、箕輪厚介の伝説は始まる。
担当する本が次々ベストセラーになり。
カリスマ編集者と呼ばれ、

箕輪編集室というオンラインサロンを立ち上げる。

これは月額5980円で入れる会員制のコミュニティみたいなもので
ホリエモンや西野亮廣といった有名人が運営しているケースが多い。

 

 

カリスマ編集者とはいえ上の二人と比べれば圧倒的に知名度の低い箕輪厚介に会員は集まるのか?

 

なんと2018年9月現在
約1200人の会員がいる。

 

5980円✕1200人=7176000円

 

つまり本業と別に月700万円以上の金が箕輪厚介に入ってくる。
一気に億万長者の仲間入りしたのだ。

 

驚くべきはこの箕輪編集室では
勉強や箕輪厚介の話を聞くだけじゃなくて
メンバーが自ら動画やチラシやウェブを作ったりと自主的に働いているのだ。
もちろん無報酬で(必要な活動費は箕輪厚介が出してると思うけど)

 

そして、そこから箕輪厚介が出資してデザイン会社が生まれたりしてる。
今までとは違う起業や仕事の形が生まれている。

 

 

 

 

 

 

 

水道橋博士と殴り合う

 

人は成功すると守りに入ることが多いけど
箕輪厚介は違った。

 

Twitterからふいに流れてきた
「箕輪厚介、水道橋博士と殴り合い」
というツイート。

 

どうやら、ネット上で水道橋博士から挑発されたのをきっかけに
Twitter上で言い争いになり、なぜか
「殴り合いで決着をつけよう」
という話になったのだ。

 

その時は、どうせ実現しないだろうって思っていた。

 

 

いや、本当にやってるし。 

 

 

 

 

 

 

 

実際に色々聞いてみた

 

 

講演会に行く機会があり
一緒に話せる場に呼んだいただいた。

 

 

基本自然体で近所のノリのいい兄ちゃん!みたいな人でした。

 

前回紹介した、堀江貴文の他動力を地で行ってる人でとにかく行動、行動。
面白いと思ったことは死ぬほど動いて突き進むスタイルでした。

 

圧倒的な行動力は熱を帯び、
回りの人間を引き寄せ一種の宗教的な熱狂に繋がっていってる気がします。

 

それが悪いのか?

 

僕は悪いと思いません。
熱狂は時にその人の限界を越えて力を発揮したり
何倍ものスピードで人を成長させます。

 

正しい熱狂であれば、
それは大きなイノベーションやムーブメントの源泉になるでしょう。

 

正しいかどうかはまだ分かりません。
もしかしたら与沢翼のように失脚するかもしれないし
堀江貴文のような刑務所に入っても揺るがないカリスマになるかもしれません。

 

でも、僕とひとつしか変わらない歳の人が
これだけ世の中を動かして騒がしてるのはとてもワクワクしました。

 

 

※いつかズートリサロンをつくってカリスマになりたいズートリ野田

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