WORKS / BRANDING

もぐし海のこども園

mogushi umino kodomoen

たくさんあるよ

受賞

対談

愛しき「もぐもぐ」が
園のゲームチェンジャーに

熊本県天草市の最南端に位置する小さな港町・牛深町。多くの魚や海の生きものたちが集まる美しい海は、牛深町の豊かさの象徴でもあります。

そんな自然豊かな地にある、もぐし海のこども園。ご依頼当初、園長の福岡英人さんは、地方都市ゆえの過疎化に悩まされていました。そこで、移住組やUターンの人々に園のこと、さらには牛深町のことを知ってもらおうとウェブサイトの制作をスタート。それが、2018年の冬のことです。

まず、制作をはじめるにあたり掲げたコンセプトは「自然と子どもがとなりあわせ」。そして、「自然にタッチ」を表現の軸に、具体的に企画やビジュアル案を固めていきました。それと同時に、園と保護者、園と子どもたちをつなぐ「もぐもぐ」というキャラクターも誕生。この、もぐもぐの誕生が想像を遥かに超えたターニングポイントになったと福岡さんは振り返ります。

ウェブサイトにはじまり、絵本、各種グラフィックツール、銅像にバス、ユニフォーム…と、スタートから5年で多彩なコンテンツが誕生しました。そのすべてに、愛らしいもぐもぐの姿が描かれています。今では、まるで1人の園児のように、こどもたちや先生たちに愛されるもぐもぐ。園のキャラクターとして、こどもたちと一緒にすくすく、のびのびと成長を続けています。

もぐもぐの誕生から、現在まで、ここで生まれたそのすべてが、園とモンブランが築き上げた、愛すべき作品です。

TAIDAN

ブランディングの副音声

街に、温泉に、キャンプ場に。ブランディングを通じて「よき友人」となったクライアントとモンブラン制作チームが旅に出た! 出会って数年。離れていてもお互いに、リスペクトし合う関係性になっている。そんな両者が語りまくる、これまで・そしてこれからのプロジェクト。副音声的ディープ・トークのはじまり、はじまり!

対談はこちら

BEGINNING

はじまり

「子どもが主体」&自然と隣り合わせ

「しぜんで」「安心な」保育を提供してきた「もぐし海のこども園」
海のそばという豊かな環境にとどまらず、身近な自然を素材とすることで子どもたちが自らあそびを発見し、学び、生きる力をはぐくんでほしいという根っこの考えを大事にしてきました。
園が大切にしてきたことや、代表の想い、ひとり一人の子どもたちの成長の瞬間を見守る先生たちのことをサイトを通して伝え、あらためてもぐし海のこども園を好きになってもらえるようなクリエイティブに仕上げました。

キャッチコピー制作

手でふれるから、毎日がきもちいい。

手でふれるから、ふしぎがいっぱい。

手でふれるから、うれしくてたのしい。

手でふれるから、たくさんの「はじめて」に出合える。

葉っぱにタッチ、泥んこにタッチ、生きものにタッチ。

明日もいい日でありますように。

ロゴ(CI・CV制作)

テーマは「自然の力を、自分の力に変えて」。ロゴマークは「航海する船」をイメージしています。自然の力を「自分の力」として身につけ、やがて生きていく姿は、自然の風を帆いっぱいに受けて推進力に変え、大海を力強く進んでいく船と重なります。力強く生きていって欲しいという、こどもたちへの願いを込めています。

イラスト・キャラクター

豊かな自然環境と、新しいこども園の名前から導き出された「ジュゴン(海牛)」がモチーフのキャラクターです。
キャラクターのモチーフでご要望に上がった「イルカ」や「ぞう」の雰囲気を両方併せ持ち、海のそばの園だからこそ引き立つモチーフです。地元の「ハイヤ踊り」や「ヒオウギ貝」もキャラクターと一緒に登場することで、よりオリジナリティと園の印象が強まるキャラクターになります。

コーポレートサイト・ブランドサイト

もぐし海のこども園が大事にしている「自然と隣り合わせの環境で、子どもたち自らあそびを発見し、学び・生きる力をはぐくむ」ということを伝えるために、自然体の子どもたちの写真とかわいいイラストをふんだんに使用したデザインにしました。全体的に可愛く仕上げ、訪れた人が思わず笑顔になってしまうような、そんなwebサイトにしています。

このWebサイトを見る

パンフレット・会社案内・リーフレット

キャラクターを提案した時から構想があった「絵本」を園案内で実現しました。
保育方針や考え方の本質はそのまま、子どもたちにも楽しんでもらえるように物語を紡ぎました。

その他

もぐもぐ像はFRP(繊維強化プラスチック)で形成。豪雨による水害の記念碑として製作しました。これまで2Dだったもぐもぐが、3Dで現れた時には感動しました。

ノベルティグッズ企画・制作

卒園証書や運動会のメダル、バスのラッピングなど園のイベントや暮らしに近いところにもぐもぐがいます。

空間デザイン・ラッピング

ビジネスツール(名刺・封筒 など)

普段使用する名刺や封筒ももぐもぐをあしらいました。

AWARD

アワード/受賞

九州ADCアワード2023にて、もぐし海のこども園のブランディングデザインが審査員特別賞に選ばれました。

熊本県の天草は牛深のちいさくてあたたかい、もぐし海のこども園。依頼当初、WEBの企画でうまれた、園のキャラクター「もぐもぐ」。園のいろんなものにもぐもぐが宿りました。絵本の園案内、トロフィー、卒業証書、送迎バス、等身大のオブジェなど。

最初はWEBサイトからはじまり、もぐもぐが誕生し、先生からの「これ作れますか?」の電話でどんどんと増えていく制作物。気がつけばこんなにたくさんの制作物ができあがっていました。

会場では、憧れの梶原さんから「すごく時間がかかりましたよね。クライアントとの関係性が制作物から想像できました。私も保育園に通いたくなりました。」とお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

MEMORY

思い出

豪雨災害の泥かきのお手伝い

変な集まり。仕事ではない。

撮影終了直前。疲れてますね。

サウナスーツとライター。

対談のオフショット

MESHI

打ち合わせメシ

喫茶店のレベルではないランチ。さすが牛深。

味松

打ち上げ〜^^ だったと思う。

スナック らんぶる

また帰りたい場所。そして「はじまりはいつも雨」。

TEAM

チーム

ディレクション
竹田京司、佐々木悠
企画・コピーライティング・文章編集
福永あずさ
カメラマン
山口亜希子
イラスト・グラフィックデザイン
平野由記
WEBデザイン
安藤曜子
サイト構築・CMS構築
江藤覚
モンブーくん
ランちゃん

社外CMO

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