WORKS / BRANDING

トキオとふしぎな木

tokio to hushiginaki

たくさんあるよ

対談

2次元から3次元へ。
モンブラン初挑戦となった
“謎とき”ブランディング

「謎ときイベントのブランディングをお願いしたい」。そんな一風変わった依頼が来たのは、イベント開催の3ヶ月前のことでした。

謎ときイベントの舞台は、宮崎県西都市。依頼内容は、謎ときの世界観づくりやストーリー設定、キャラクターの開発がメイン。それに付随して、ウェブサイトや絵本、ポスター、グッズといった各種ツールをつくる、というものでした。モンブランではこれまで、ウェブサイト制作を起点とし、ロゴやパンフレット、グッズ制作などへと広がることはあったものの、今回はウェブサイト制作がおまけのようなもの。当初、「時間も実績もないし…」と諦めかけていましたが、(一社)まちづくり西都 KOKOKARAの田上沙彗美さんの、このイベントにかける情熱に心を撃たれ、考えが一変しました。そして、田上さんの思い描くビジョンに引き込まれ、「なんだかおもしろそう!」という私たちの高揚感も、このプロジェクトの原動力となっていったのです。

実は、依頼を受けた時、イベント開催は第2回目のタイミング。田上さんは、「1回目とは中身もデザインも一新したい」という想いがあり、前回の価値を受け継ぎつつも、新しい世界観の構築が必要とされました。さらには、西都市のまちおこしに寄与できる設定であることも重要。謎ときの持つ不思議な世界観に引き込まれていくうちに、西都市の魅力を体験、発見できる、そんなストーリーづくりに3ヶ月間奔走しました。

参加者をイベントの世界に引き込む「トキオ」と、その相棒の猫「タム」。この2つのキャラクターが誕生し、イベントでは画面を超えて、西都市のまちへと飛び出していきました。2次元から3次元への展開は、モンブランのクリエイティブ力に新たな風を吹き込む、大変思い入れのある実績に。そして、次回の開催も決定し、引き続きブランディングを担当させてもらうことになりました。さらに腕が鳴ります! 謎ときイベントとしても、今後の発展がとても楽しみです。

TAIDAN

ブランディングの副音声

街に、温泉に、キャンプ場に。ブランディングを通じて「よき友人」となったクライアントとモンブラン制作チームが旅に出た! 出会って数年。離れていてもお互いに、リスペクトし合う関係性になっている。そんな両者が語りまくる、これまで・そしてこれからのプロジェクト。副音声的ディープ・トークのはじまり、はじまり!

対談はこちら

BEGINNING

はじまり

イベントを超えてゆく、
キャラクターの “世界観”と物語づくり。

ローカルイベントの世界観に、オリジナルの“人格”を与えたらー?
そんな一風変わったまちおこしのブランディングに挑戦したのが、宮崎県西都市とタッグを組んだ、謎ときイベント「トキオとふしぎな木」。

大事なのは、ブランドをつくる気持ちで
「物語=ストーリーテリング」を伝えていくこと。

ローカルイベントの世界観に、オリジナルの“人格”を与えたらー?

そんな一風変わったまちおこしのブランディングに挑戦したのが、宮崎県西都市とタッグを組んだ、謎ときイベント「トキオとふしぎな木」。いま “謎とき”イベントは、全国的にも注目度の高いヒットコンテンツのひとつですが、今回はイベントウェブサイトと世界観づくりのご依頼を皮切りに、キャラクター開発・ストーリー設計・ミニ絵本の作成から各種ツール作成までのすべてを、モンブランが担当。担当の田上さんと密にコミュニケーションをとるなかで、「一回限りで消費されるものではなく、できるだけ地域に根づき、長く愛されてゆくためのトータルデザインを目指したい」という思いに共感。そのひとつひとつをカタチにしました。

宮崎の西都市という小さなまちを舞台に、リアルとファンタジーが融合する異世界に生きる“主人公“として誕生させたのが「トキオ」と、相棒である猫の「タム」。
「不思議な木」「レトロな時間」「世界の謎」…私たちが実際に西都のまちを歩いて感じたキーワードをもとに、イラストレーターのむらいけんたろう氏とタッグを組み、ブランドストーリーとキャラクターデザイン開発に着手。グラフィックチームは、バッグやマップ、ポスター、ステッカーなど、イベントをもりあげる多彩なコミュニケーションづくりに取り組みました。

謎解きが誘う、映画のような世界。
リアルと仮想(バーチャル)のちょうどよい加減を目指す。

「トキオと不思議な木」は、時の旅人であるトキオが、黒猫「タム」と偶然出会ったことで、不思議でなつかしいまちに誘われていく冒険譚です。
まちとはもちろん西都市のこと。まちを歩く(謎解きをする)自分が主人公となり、「謎ときを通じて西都市の宝ものを見つけてほしい」「西都市の魅力をつたえたい」という意味を込めています。
いくつかのタイトル候補のなかから、最終的にプロジェクト(イベント)名は「トキオと不思議な木」に決定。実際に西都市の都萬(つま)神社にある大きな木に、「物語世界(バーチャル)」と「現実世界(リアル)」をつなぐ大切なかけ橋的役割を担ってもらい、キービジュアルでもこの木を堂々と際立たせました。

トキオの設定

見た目は小学生くらい。不思議な木を通じて、こちらの世界とあちらの世界を行き来できるという設定。
おばけみたいに大きな神社の木は、不思議な世界へつづいてゆく“扉“。
世界の謎を探しているトキオは、いまと昔がグラデーションになった「Saito City」でまちの“宝もの“を探していくというストーリーです。
タム=「時」を意味する「タイム」に由来。

イラスト・キャラクター

ロゴ(CI・CV制作)

パンフレット・会社案内・リーフレット

フライヤー・チラシ・DM

ノベルティグッズ企画・制作

コーポレートサイト・ブランドサイト

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MEMORY

思い出

制作チームの打ち合わせで村井さんの研究室へ。福永さんはプリンを持参。美味しかった〜

MESHI

打ち合わせメシ

バルール

打ち上げ!宴!

TEAM

チーム

ディレクション
竹田京司
プランナー・コピー・文章
福永あずさ
キャラクター制作
村井健太郎
ロゴ制作
田村未央
グラフィック制作
アプアロット
WEBデザイン
安藤曜子
コーディング
大瀬良衣理
モンブーくん
ランちゃん

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