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2019.1.23 | ミッションインモンブラン

リモートワークでも会社は成り立つのか??

「通勤からの解放」

 

このフレーズめっちゃキャッチーじゃないっすか?

だって、通勤時間って長いじゃないですか!

 

僕は以前働いていた会社には自転車で通勤していた。

 

片道30分

 

1日60分

 

月22日出勤で22時間

 

年間、264時間

 

ロード・オブ・ザ・リングが26回見れる計算です。

 

自転車は冬は耳千切れそうに痛いし

夏はたどり着く頃にはビッシャビシャになるし

雨の日はズブ濡れになってました。

 

独立後、通勤から解放されたわけで

通勤ストレスはなくなりました。

 

しかし!

次なる課題が生まれるわけです。

 

 

 

 

 

 

モンブランはリモートワーク

 

 

モンブランは一応事務所がありますが

出勤しても誰もいません。(重要な打ち合わせとかでたまーにチームのメンバーがいることがありますが)

全裸で1人、USA踊っていても誰もきません。

 

変態にはパラダイスですが

 

相談しようにも、打ち合わせしようにも

しょうもない冗談で絡もうとしても

 

無人なのがモンブラン。

 

みんなどこにいるの!!??

 

って思ったあなた。

 

モンブランのメンバーは大体家にいます。

もしくわオッシャレなカフェかもしれません。

帰省中の実家だったり

旅行先のホテルだったり

 

そう。

彼らはみな「リモートワーカー」なのです!

 

 

 

 

 

 

リモートワークっておいしいの?

 

「顔を合わせることがジャスティス!!!!」

 

という往年のプレイヤーにとって

リモートワークは悪魔的なワークスタイルかもしれません。

 

それはそのはず!

報連相はチャットツール!!

打ち合わせはハングアウトやskype!!!

会うのは打ち上げとか飲み会くらい!!!!

 

もう一昔前では想像できない働き方です。

 

そこで、よく聞かれるのは

「それって成り立つの?」

です。

 

いや、これ

今だと成り立つんですよ。。。。

 

10年前だったら、

チャットツールやSNSの普及率、ネットの回線スピード、PCのスペック、リモートワークをサポートするツールや環境も少なかったので、

 

すっげー実力があって、

「自分の働き方に相手を巻き込める力」がある一部の人の働き方でした。

 

でも10年の歳月は上記のすべての問題を解決しちゃったわけで

むしろ対面よりも能率的な打ち合わせができたりします。

 

ちょっとしたやりとりをチャットですませば、

電話で相手の時間を奪うことなく連絡事項を伝えることができます。

やりとりはテキストで残るのでメモ取る必要もなく、

コピー・ペーストで他者への共有も一瞬です。

 

skypeやハングアウトといったTV電話は、

同時に複数人数とつながり県外だろうが海外だろうが関係なく打ち合わせができます。

 

ボタンひとつで録音もできるし、

PC画面の共有もできるのでプロジェクターも必要なし。
そして何より、打ち合わせのためにひとつの場所に集まる必要がないという

「移動コスト」をゴッソリカットできるという破壊的なメリット!!

 

世のリモートワーカーはそういったツールを使いこなし

大量の時間を節約し、仕事や勉強やプライベートに当てることができます。

 

 

 

 

 

 

 

どのくらい差がつくのかシミュレートしてみると

 

一般的な会社員とリモートワーカーで年間どのくらい差がつくのかざっくり考えてみました。

題して「小卒でもわかるリモートワーカー節約術」

 

【一般的な会社員】

週3回の打ち合わせで一回あたり1時間=3時間✕4週間✕12ヶ月=144時間

社外打ち合わせの移動時間60分(週)✕4週✕12ヶ月=48時間

通勤60分で年間=264時間

 

超ざっくり計算だけど!

456時間くらい一年で発生してるんじゃないかと。

 

これをすべてチャットやハングアウトなどに置き換えるのは難しいけど

半分でも達成できたら230時間くらい節約できるわけで

 

残業も減るだろうし、人件費もかなりカットできる。

 

僕が会社員の頃、一時間辺りの人件費は3000円くらいで計算していたので

230時間節約できたら年間69万円分の利益を生み出したことになる。

 

これが社員30人の会社なら2070万円の利益増だ。(リモートワークのコンサルで食えるんじゃないだろうか・・・)

 

地方では、まだまだ取り組んでる会社が少ないリモートワーク。

積極的に取り入れることでむっちゃ優良企業になる可能性高いと思うんだな。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、リモートワークはそんなに簡単でもない。

 

もちろん良いことばかりではない。

家で仕事するというのはむっちゃ難しいのだ。

 

誘惑だらけで、誰も監視していない。

自分で自分を管理する必要があり

そのへんが苦手な人は生産性が極端に落ちてしまう。

 

また、スタッフを時間で縛りにくくなるため

成果の明確化やプロジェクト単位の働き方など

各々のスケジュールを把握するのが難しく

しっかりと管理体制を構築していかないと思ったとおりの成果は生まれない。

 

それに、チャットやメールといった

テキストコミュニケーションは上手にしないとトラブルになることが多い。

 

声の抑揚や表情の無いテキストは

そんなつもりがなくても、とても冷たく感じてしまうことがあるからだ。

 

上手く働いていくためには

リモートワークに習熟したリーダーが不可欠で

皆、リーダーから学びながら働き方を身につけていく必要がある。

 

最初は誰しもskypeから電話がかかってきても取り方が分からないし

ハングアウトで友達追加するボタンも見つけられない。(僕はそうだった)

 

 

 

 

 

 

 

それでも取り入れる価値があると思う

 

いろんな壁はあるけど、

それでも挑戦する価値がある。ありすぎる。

 

県外のフリーランサーと協業する。

子育て中の主婦と一緒に働く。

海外のお客さんとも仕事できるかも。

 

そして、一番大事な「時間」という資産を生み出せる

最初はそんなに差が生まれなくても

5年もすれば、リモートを使いこなす組織とそうじゃない組織だと

追いつけないくらいの差が生まれると思う。

 

こわいこわい。

 

リモートワークをバリバリ活用するモンブランから沢山学んで

ズートリも生き残りたいと思います。

 

※そして3年後「リモートワーク・コンサルタント」とかいう怪しい肩書きになってそうだ、、、と思ったズートリのだ。

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